2011年2月9日水曜日

病気にやられてきづいたこと その2

そして、助けてもらうことのありがたさに気づいた。

健康なときには、乗り越えられることでも
病気のときには障壁が大きくなる。

今回は、「病院へ行く」という
簡単なことが難しかった。

身体が行けないというよりも
気持ちが行けなかった。

心も身体もボロボロに落ちて
このままだとやばいな、
というところで

とにかく誰かに助けて欲しくて
初めてのクリニックに電話をしてみた。

「つらいでしょう?」
と、言われただけでかなり心が救われた。

身体は本当につらかったけど
助けて欲しい一心で二人連れて
必死で駅まで歩いた。

心は限界で、帽子にマスクの下は
ボロボロ泣きながら。

やっとの思いで電車、タクシーを乗り継いで
クリニックにたどり着き、次女がギャン泣き
にも関わらず、暖かく接して頂き
診察を受け、薬をもらった。

帰りは心身共に力が抜けてしまい
足が前へ出なくなってしまった。
おばあさんのように、ゆっくりにしか歩けず
いつも10分の道のりを20分くらい掛けて
やっとの思いで玄関までたどり着いた。

次女を抱いたまましばらく呆然とし
喋りたいのに声が出ないという症状が
一時間くらい続いた。

今まで、いろいろな場所で暮らし
その都度周りの人たちに助けてもらって
何とか元気にやってこられた。

今回、助けてくれる人がいなかったことに
気づいた。

私が助けを求めるべき相手は
親でも夫でもないことにも気づいた。
ましてや、子供でも・・・。

人間関係は面倒くさい。
でも、その中からお互い助け合うことで
新しい関係が築けたりもする。

心を救ってくれるのは
意外と心の距離が遠い他人なのかもしれない。

2 件のコメント:

  1. ボロボロ泣けて良かったね。いっぱい放出できたね。
    確かに他人が救ってくれるね。
    だから、私はこの仕事してるんだと思う。
    お客さんが救ってくれるのよ。
    でも、私に関わる全ての人が私の心を救ってくれてると実感する日々です。
    もちろんアナタもです。
    でもさ、やっぱり子たちが救ってくれてるから生きてけてる気がする。
    だって奴らは、私を求め、絶大な信頼を寄せて忠実に従おうと頑張ってるからね。
    アナタも乗り越えたじゃん。
    またパワーアップしたね。
    合宿やりて~泣きながら飲みたい!

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  2. そういう意味でも仕事は大事です。
    仕事に救われてたって気づきます。
    子達の存在意義は、私にはまだ不透明なままです・・・。
    でも、居なくなったら絶対生きていけない。
    大人エレベーター32階、まだ目の前くもってて
    よくわからんです。
    合宿までには、断乳します!!

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